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It were not best that we should all think alike; it is difference of opinion that makes horseraces.

コロナ禍で凡人が転職するのは辞めた方がいいって話

前回の記事更新からだいぶ間が空いたけど、また転職エージェントとの情報交換時にウケが良かった話をブログに書くことにする。

 

結論はタイトルの通りなんだけど、今は凡人(自分は凡人じゃないと思ってる凡人含む)は転職しない方が良いって話。理由は幾つかあるけど主だったものは以下。

 

あ、この本面白いから読んで欲しい。 

 

1. リモートワークが浸透し、明確にジョブディスクリプションの決まった「特定の業務をする人」が求められているケースが増えている→出世しづらい

 

「ジョブディスクリプション決まってるなんて当たり前、外資は大体そう」とか「決まってなくて雑に色々やらされるより決まってる方が良い」とか、そういう声が聞こえてきそうだけど、日本企業のカルチャーを前提にするとこれが必ずしも当てはまらない。端的に言うと、日本企業で「特定の業務をする人」は出世しないし給料も上がらないケースがほとんど。「その特定の業務で成果を出して、別のより給与が高い業務をすれば良い」なんて考えは甘い、日本企業はF2Fでの接触頻度の低い中途社員にそうそう良い仕事を任せてはくれない。

 

2. 年収900万以上の年収帯は結構オファー額辛めになりがち

 

もちろん、イケイケの優良ベンチャーは1,200万でも1,500万でもオファー出してるのは観測範囲にいくつかみられるけど、そんなオファーを受けてるのは凡人じゃない。ピッカピカのエリートとかそういう上っ面ではない、地力の高いモノホンだけ。「キャリアにコンサルとかリク◯ートとかメ◯カリとか挟んで、これといったパンチのある実績はないけど、なんだかんだで給与上げて年収が800〜1,000万」みたいな人に厳しい世の中になってる。自覚あると思うのでそういう人は動かないほうがいい、市場が緩い時期なら、あなたにだって1,200万円のオファーはありうる。

 

3. なんだかんだリモートワークで信頼残高を積み重ねるの大変

 

転職直後って信頼残高もないし、とにかく小さい事で信頼残高積み上げて、あの人デキる人っぽいね、というのを理解してもらって仕事をやりやすくしていくというのがセオリーだと思うけど、リモートだとそれの難易度が上がる。オフラインだと、自分がメインじゃない会議でも過去の経験とかを活かしてちょっとした空白の間に価値ある発言して加点するって事もできたと思うけど、リモートだとそれ結構ムズい。いやデキるって思ってるかもしらんけど、まあ根拠なき自信に自分の人生BETするならご自由にどうぞ。

 

4. コロナ禍の今が変革のタイミングだ、波に乗れる新規事業やってる会社に転職しようみたいなのは勘違い

 

「コロナ禍で皆のライフスタイルが変わる今、ビジネスの在り方が変わってく、そんなタイミングで伸びる企業に転職だ」って考えてるやつは惜しい。考え方としては惜しいんだけど、今のタイミングで伸びる企業は元々コロナ前から仕込んでた企業であって、このタイミングで新規事業を始める訳じゃない。一回ベランダに出て、CBDでも吸って、落ち着いてください。

 

雑に書いたけど、エージェントもトータルアグリーってさ。特に年収800~1000万レンジの人って1回安売りすると、再度上げる地力もないと思うから、今の環境でよっぽど我慢できないとかでなければもうちょい今の仕事頑張った方が良いと思う。

 

しらんけど。

 

もう1回、言っとく

この本面白いから読んでみて欲しい

 

あとこれは面白そうだけどまだ読んでない本