儲かるWEBサービスのネタの種

It were not best that we should all think alike; it is difference of opinion that makes horseraces.

新しい出会い系のカタチ!?~あなたの本当にやりたかった遊びが実現できるサービス『プレイキャスト』~

 

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好きなアーティスト縛りのカラオケがしたい

フットサルやりたいけど個サルはハードルが高い
同じ趣味の人達の飲みながらジックリ話したい

 

などなど、自分のやりたい事があるけど1人じゃできない事に関して仲間を募集し、一緒にやってくれる人を集める事のできるサービスのようです。これまでもmixiのコミュニティなどでは似たような動きはあったかとは思います。また最近だとWishScopeといった類のサービスにおいても、こういった「仲間集め系の動き」は少なからず増えてきているように思います。

上記のような事例から、少なからず需要はあると判断してリリースされたサービスなのかなとは思いますが、個人的には、このままだと流行らないだろうなと感じています。

なぜなら、上に書いたような感じで「仲間集め系」のサービスにニーズがあるのは必ずしも「仲間集めがデキる事」や「仲間集めしやすい事」といった能動的なタイプのニーズではなく、「仲間を集めている人がいれば、そこに参加したい」、「何らかの繋がりが欲しいけど、自分で募集するのは怖い(≒恥ずかしい)」といった、やや受動的なタイプのニーズが多いと考えているからです(似たようなニーズを満たすサービスであるCoffeeMeetingでのユーザーの動きを見ていても上記はそんなに的外れな仮説ではないと思っています)。

この仮説を前提にして考えると、現状このサービスは、CGM系のサービスにありがちですが、ユーザーの主体性に任せ過ぎです。『運営側が誰でも参加しやすいようなハードルの低いイベントを複数設定してあげる』とか『多くの人が参加したくなるような有名人を呼ぶイベントなどを開催する』といった動きが必要じゃないかと思ってます。

とはいえ、こういった新しいタイプの出会い系サービスには是非成功して欲しいと思っているので、今後の改善に期待して、引き続き注目しておこうと思います。