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It were not best that we should all think alike; it is difference of opinion that makes horseraces.

ベンチャーへの転職時に経営者の評価を2割増にする裏技

お陰様でゲームアプリ業界の年収事情の記事がバズったお陰で執筆モチベがあがってます。今日はタイトルに書いた通り「ベンチャーへの転職時に経営者の評価を2割増にする裏技」について書こうと思います。

1. 会社HPからの直応募(※但しメール文章の書き方は超丁寧に)
エージェントとの面談や求人媒体で目にした求人で気になった求人があったとして、書類選考を通る自信のある企業であれば、直応募するのが良いです。仮に会社HPに求人の記載がなくても、大丈夫です。その上で、書類選考通過後、経営者やレイヤーの高い人と会った際に「ぜひ入社したく、直接応募なら採用コストも少なくなるので喜んで頂けるかなと思い…(以下略)」といったニュアンスの内容をさりげなく(あくまでさりげなく)伝えるのがいいと思います。
たったそれだけ?そんなあざとい小技に引っかからないだろう?と思う方もいらっしゃると思いますが、ぜひ知り合いに経営者がいれば聞いてみてください。もちろんそれだけで即採用!とか超高評価!とはなりませんが、多くのベンチャー経営者はこういうので加点評価する傾向にあります。

あと注意書きとして「※但しメール文章の書き方は超丁寧に」と書きましたが、直応募してくる応募者のメールで、概ねレベルが分かってしまいますので、メールに自信のない人は知人何人かに遂行してもらい「情報は整理されているか」、「タイポはないか」、「文章は長過ぎないか」といった点をクリアしておくべきです。メールの文章のレベルで先入観を持たれてしまうのでここは結構重要です。

自信ない方はこの本をオススメします
「仕事が速い人はどんなメールを書いているのか」

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2. 会社の主力事業に関する改善案をまとめて紙で持参する
「こうしたら良くなくなる可能性があるのではないか」という仮説を自分の過去の経験や世の中にある具体的な事例をエビデンスに、複数リストして持参しましょう。その際、「現場感や実態を理解していない上での見解ですので恐縮ですが…」とあくまで自分の意見が正しいとは主張せず控えめに見せましょう。

ここで大事なのは、その改善案に
・実施可否の判断基準(実際にこういう検証をしこういう数字がわかれば、その改善をすべきかどうか分かるもの)
・必要な想定工数とコスト(関わる人間の想定工数や金銭コスト)
ネクストアクション(じゃあやってみてと言われたら次の行動は何か)
といった要素を整理して盛り込んでおくことです。

サービスの改善案を持ってくる候補者は多数いるのですが、上記のような情報が盛り込んであれば会社にとって有益なインプットとなる可能性が高く、そういう意味のあるアウトプットに経営者の多くは、ポジティブな評価をする可能性が高いです。これは口頭で話すのと、紙を用意するのでは効果が大きく違います。


3. 福利厚生や社内制度などの細かな話はレイヤーの低い人に雑談程度に聞く

これは少し偏見が入ってるかのしれませんが「福利厚生や社内制度などの細かな話」といった話を聞かれると経営者は萎えます。特に細かい話をされると、そんなところが意思決定に置いて重要なやつは要らないとさえ思えてくるのです。なのでそういう話はレイヤーの低い面接官に「あんまり大事ではないんですが参考までに…」といった感じで軽く聞いておきましょう。間違っても直接聞いては駄目です。

因みに、話し方としてはこの本も参考になります。
「面接官の心を操れ! 無敵の就職心理戦略」

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上記3つを徹底すれば多少、年収を相場観より割高に交渉しても通るケースは少なくない気がします。たぶん。